3D映画の「メン・イン・ブラック」第3作、製作準備が着々と進行中 　地球に出入りするエイリアンたちの監視する秘密組織MIB（メンインブラック）のエージェントたちの活躍を描くSFアクションコメディ「メンインブラック」シリーズの第3作目の製作準備が着々と進んでいるようだ。
　
　主演は、前2作同様、エージェント“J”役のウィルスミスとエージェント“K”役のトミーリージョーンズ。他に、役柄は不明だが、「ノーカントリー」（2007）や「ブッシュ」（2008）のジョシュブローリンの出演も決まっている。
　監督も、前2作を手がけたバリーソネンフェルド。脚本は、「トロピックサンダー/史上最低の作戦」（2008）のイータンコーエンが執筆したが、現在、「スパイダーマン」（2002）や「インディジョーンズ／クリスタルスカルの王国」（2008）などヒット大作の脚本家として知られるデヴィッドコープが書き直しを進めているとのこと。製作総指揮にはスティーヴンスピルバーグも名を連ねている。
　「メンインブラック」シリーズは、奇怪かつユニークなエイリアンたちが登場することでも知られているが、前2作でも製作に参加した（ただし2作目では名前がクレジットされなかった）特殊メイクの大御所、リックベイカーが、今回もその手腕を発揮する予定。最近ではCGが主流となっているSF作品の造形には無いリアリティを持つエイリアンたちを作り出してくれそうで楽しみ。
　もう１つの話題になっているのは、この3作めは3Dにて製作される予定だということ。3Dでの製作については、先日、ソニーピクチャーズのスタジオ内で開かれた３Dテレビのイベントで、ウィルスミスがMIBのエージェントのトレードマークである黒いスーツに黒いネクタイをしめたスタイルで、「メンインブラック」3作目の3D製作を告知するティーザー（簡単な広告）映像が披露されて話題になった。
　「メンインブラック」3作目は、今年の秋に撮影が開始されることになっており、全米公開は2012年5月25日の予定。
　（文：荻原順子）
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「麻を担って金を捨てる」という慣用句があります。
物を手に入れた喜びの余り、前から持っていた、より値打ちのある物を
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