新感覚のインド映画「デーヴD」監督、最新作は女優のための映画
「3バカに乾杯！」と共に09年インド映画最高の収穫の一本とされる「デーヴD」を監督したアヌラーグカシヤプが、早くも最新作「ThatGirlinYellowBoo－ts」を完成。9月に開催されたヴェネチア、続いてトロントと、著名国際映画祭で相次いでプレミア上映された（いずれも非コンペ枠での上映）。

本作の主演は、「デーヴD」で主人公を救う運命のヒロインを、その女子高生時代から娼婦時代にわたって鮮烈に演じ、一躍世界に知られる新世代女優となったカールキーコシュリン。今回の新作は、彼女演じるヒロインが、心の中ではけっして忘れられない消息不明の父を探し求めて、大都会ムンバイの片隅で不法マッサージ嬢として身を持ち崩しながら生きながらえていく様を描いたもの。何と言っても注目されるのは、コシュリンがここで主演のみならず自ら脚本も執筆している点だ。
「デーヴD」では、随所にインド商業映画としては斬新な挑戦を試みつつ（たとえば、インド映画お約束のミュージカル調場面はきちんと入れつつ、主人公たちはけっして歌いも踊りもしない）、表向きは商業映画として相当な商品力を持った作品に成立させていたカシヤプだが、今回の作品はより非商業的なもの。「デーヴD」の華々しい成功にもかかわらず充分な製作費の調達にも苦労したようで、最終的にはインド映画開発公社（NFDC）からの資金を得てようやく完成に漕ぎ着けた。キャスティングも専らコシュリン一人の人気だけに賭けた、“女優のための映画”となっている。
（キネマ旬報11月上旬号より：暉峻創三）
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駄目なんですよね〜それが、、、、ｗ
２年契約なのにすぐ買い換えるんですよね、金もないのにｗ
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